カンポフォルミオ条約(読み)カンポフォルミオじょうやく(英語表記)Treaty of Campo Formio

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カンポフォルミオ条約」の意味・わかりやすい解説

カンポフォルミオ条約
カンポフォルミオじょうやく
Treaty of Campo Formio

1797年 10月 17,18日,北イタリアの小村カンポフォルミオで結ばれた,フランスオーストリアとの間の平和条約。フランスはオーストリア領ネーデルラントイオニア諸島を得,オーストリアはベネチア共和国領の領有が認められた。この結果,第1次対仏大同盟が瓦解するとともに,1000年以上続いたベネチアの独立が失われた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android