カタ岩(読み)カタがん(英語表記)katarock

岩石学辞典 「カタ岩」の解説

カタ岩

ベッケとグルーベンマンによって,変成作用の最も深い帯で形成された岩石に使用された名称[Becke : 1903, Grubenmann : 1906].ここでは高温が支配的で高い静水圧が剪断応力よりも優勢である.カタ片麻岩(katagneiss),カタ片岩(kataschist)と使用する.グルーベンマンの使用法はヴァン・ハイスの使用法とは反対である[Van Hise : 1904].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android