オフリッド湖(読み)オフリッドこ(英語表記)Ohridsko Jezero

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オフリッド湖」の意味・わかりやすい解説

オフリッド湖
オフリッドこ
Ohridsko Jezero

北マケドニアアルバニアとの国境にある湖。マケドニア語では Ohridsko Ezero,アルバニア語では Liqeni i Ohrit。面積 347km2,約 3分の2が北マケドニア,3分の1がアルバニアに属する。標高 695mにあり,水深 286mに及ぶ。水位は変化する。この湖からツルニードリム川が流出漁業が盛ん。温和な気候に恵まれており,外国からこの地一帯の古い文化を尋ねて訪れる観光客も多い。湖岸オフリッド市内にあるビザンチン様式の古い聖堂群のほか,アルバニアとの国境近くに聖ナウム聖堂があり,湖を渡って連絡船が往来する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android