オフライン・ティーチング(英語表記)off-line teaching

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

オフライン・ティーチング
off-line teaching

ロボット作業を教えることを,教示またはティーチングと呼ぶ。このうち言語や数値データで作業プログラムを作成する方式をいい,作業手順を命令語で記述し,必要な作業データを設計値により次々にキー入力していく。作業環境と作業内容がきちんとモデル化されていれば,この方式が有利である。これに対し,ロボットを実際に現場で手動操作で動かしながら,作業手順や作業データを教示していく方式をオンライン・ティーチングという。ロボットアームを直接動かして確認しながら教示するため,簡単で確実であり,比較的単純なシステムで採用されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android