エルサレム聖書(読み)エルサレムせいしょ(英語表記)La Bible de Jérusalem

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エルサレム聖書」の意味・わかりやすい解説

エルサレム聖書
エルサレムせいしょ
La Bible de Jérusalem

1948~54年にかけてフランスで出版されたエルサレムのドミニコ会聖書学校の編集による聖書。初版は分冊形式で文献批判をそなえ,聖書各書について注が詳細に施されていたが,56年,『エルサレム聖書』として知られるようになった1冊形式のものが出版された。この版では以前の分冊形式では果せなかった各書間の参照が十分になされており,すでに各国語に翻訳され,きわめて好評である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android