日本大百科全書(ニッポニカ) 「エビアン・レ・バン」の意味・わかりやすい解説 エビアン・レ・バンえびあんればんÉvian-les-Bains フランス東部、オート・サボア県の保養地。レマン湖の南岸にある水浴場。人口7273(1999)。標高374メートル。温泉地として知られ、アルカリ性の鉱泉は、腎臓(じんぞう)病、肝臓病患者の治療に利用される。1962年アルジェリア戦争終了後、フランス政府代表とアルジェリア暫定政府代表との間で、エビアン協定がこの地で締結された。かつては小さな要塞(ようさい)都市。「エビアン水」の原産地。[大嶽幸彦][参照項目] | エビアン水 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例