日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 ウィーナー・ノイシュタットうぃーなーのいしゅたっとWiener Neustadt オーストリア東部、ニーダーエスターライヒ州の都市。人口3万7627(2001)。12世紀末にハンガリーとの国境の要塞(ようさい)都市として成立し、18世紀以降は繊維工業、さらに19世紀なかばからは重工業(車両、航空機)の中心地として栄えた。第二次世界大戦中に町の58%が爆撃で被災したが、再建されている。神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世が生まれた古城があり、1752年から軍事学校となっている。[前島郁雄] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例