アーサー・チャールズ クラーク(英語表記)Arthur Charles Clarke

20世紀西洋人名事典 の解説

アーサー・チャールズ クラーク
Arthur Charles Clarke


1917.12.16 -
英国SF作家。
マインヘッド生まれ。
1946年「太陽系の最後の日」でデビュー、一躍名声を得る。同年、キングズ・カレッジに入学し、物理学数学専攻。SFの中心的テーマの一つである宇宙における人類文明の本質を追求し、海洋と宇宙を舞台に未来のテクノロジー社会を扱ったシリアスな作品を発表。代表作「地球幼年期の終り」(’53年)は’50年代のSFを代表する名作である。’75年以降スリランカに在住する。ほかにも科学解説書の執筆やテレビの科学番組制作など多方面で活躍。作品はほかに「2001年宇宙の旅」(’68年)、「スリランカからの世界を眺めて」(’78年)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報