アテネ考古学博物館(読み)アテネこうこがくはくぶつかん(英語表記)National Archaeological Museum, Athens

改訂新版 世界大百科事典 「アテネ考古学博物館」の意味・わかりやすい解説

アテネ考古学博物館 (アテネこうこがくはくぶつかん)
National Archaeological Museum, Athens

ギリシアの最も代表的な国立博物館。アテネ市内,パティシオン街にある。1874年に現在地に建設始まり以後,大規模に増改築を繰り返して現在に至る。新石器時代よりローマ時代までの,ギリシアの建築彫刻工芸を系統的に収蔵展示し,ギリシア美術研究の中心的存在となっている。1975年以降,サントリニ島出土の壁画群が特別展示され,絵画部門も充実しつつある。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android