アグノステロール

化学辞典 第2版 「アグノステロール」の解説

アグノステロール
アグノステロール
agnosterol

lanosta-7,9,24-trien-3β-ol.C30H48O(424.70).アグノステリンともいう.バター脂,羊毛脂,トウダイグサ科Euphorbia balsamifera Aitの乳液,酵母中に存在するステロイド系トリテルペン.ラノステリンの酸化により合成される.無色結晶.融点169 ℃.+77°(クロロホルム).λmax 240 nm.ベンゼン,クロロホルム,エーテルに易溶,エタノールに可溶.[CAS 472-29-7]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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