アカバギンナンソウ(赤葉銀杏草)(読み)アカバギンナンソウ(英語表記)Rhodoglossum pulcherum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

アカバギンナンソウ(赤葉銀杏草)
アカバギンナンソウ
Rhodoglossum pulcherum

紅藻類スギノリ目スギノリ科で,一名ウスバギンナンソウ。低潮線近くの岩上に着生する。薄い膜質で茎は広く,葉状部は少数の裂片を生じ,長さ 30cmに及ぶ。この藻と同科でよく似ているものにクロバギンナンソウ (一名アツバギンナンソウ) Iridaea cornucopiaeがあるが,これは本種に比べて葉状部は厚く,長さ 20cmぐらいである。ともに寒海域に分布する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android