よしもと-ばなな

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「よしもと-ばなな」の解説

よしもと-ばなな

1964- 昭和後期-平成時代の小説家。
昭和39年7月24日生まれ。吉本隆明次女。昭和62年「キッチン」で海燕新人文学賞,63年泉鏡花文学賞。平成元年「うたかた/サンクチュアリ」ほかで芸術選奨新人賞,「TUGUMI」で山本周五郎賞。いずれも同世代の支持をえてミリオンセラーとなる。12年「不倫と南米」でBunkamura ドゥ マゴ文学賞。23年イタリアの文学賞のカプリ賞を受賞。東京都出身。日大卒。本名は真秀子(まほこ)。作品はほかに「とかげ」「白河夜船」「アルゼンチンババア」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android