やみらみっちゃ(読み)ヤミラミッチャ

デジタル大辞泉 「やみらみっちゃ」の意味・読み・例文・類語

やみら‐みっちゃ

[名・形動]むちゃくちゃであること。むやみやたらであること。また、そのさま。
烏夜玉うばたまの―な小説ができしぞやと」〈二葉亭浮雲

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「やみらみっちゃ」の意味・読み・例文・類語

やみら‐みっちゃ

〘名〙 (「みっちゃ」はあばたのこと)
① ひどいあばた。
※俳諧・鷹筑波(1638)三「月の顔木下やみらみっちゃ哉〈定之〉」
② (形動) むちゃくちゃであること。あるいは、むやみやたらなさま。やみらめっちゃ。やめらみっちゃ。
浄瑠璃曾根崎心中(1703)「心の内はむしゃくしゃとやみらみっちゃの皮袋

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