みちのく

[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「みちのく」の解説

みちのく

福島日本酒蔵元の「常磐酒類」は昭和32年(1957)市内3軒の酒蔵が合併し発足。現在は廃業。蔵はいわき市小名浜にあった。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のみちのくの言及

【奥】より

…地理的に用いられるときは,奥秩父,奥飛驒のような例が多い。東北地方を表す古語の〈みちのく〉は,道の奥の意味である。これは線的に延びるものの最も遠ざかった部分を表しており,巻物や書籍の奥書,奥付もそれに似た用法である。…

【東北地方】より

…東西の幅は最大約170km,南北は最大約410km,面積は約6万7000km2で全国の18%を占めるが,人口は983万人(1995)で8%を占めるにすぎない。古代には,〈みちのく(道の奥)〉と呼ばれ,政治や文化の中心からは僻遠の地であった。大化改新以後,日本海側に出羽国,太平洋側に陸奥国がつくられ,東山道に属した。…

【陸奥国】より

…この〈道奥国〉は676年(天武5)以前の某時点で〈陸奥国〉と表記法が変わり,その後変わることなく現在に至っているが,読み方の方には若干の変化を生じた。8,9世紀を通じて正式の呼称〈みちのおくのくに〉とならんで,その約称〈みちのくのくに〉も行われたが,9世紀における漢詩文の盛行に伴って中国風に〈陸州(ろくしゆう)〉と表記し,さらに〈六州〉とも表記した。前者から〈みちのくに〉,後者から〈むつのくに〉の読み方が発生したと推定されている。…

※「みちのく」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」