デジタル大辞泉
「ふくつけし」の意味・読み・例文・類語
ふくつけ・し
[形ク]欲が深い。貪欲である。
「おのれ―・し、とは、まことにこそ侍りけれ」〈狭衣・二〉
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ふくつけ・し
〘形ク〙 欲が深い。欲ばりである。貪欲(どんよく)である。ふくつけなし。
※
源氏(1001‐14頃)常夏「いと多かめるつらに離れたらむおくるる
かりを、しひて尋ね給ふがふくつけきぞ」
ふくつけ‐が・る
〘自ラ四〙
ふくつけ‐さ
〘名〙
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報