ねき

精選版 日本国語大辞典 「ねき」の意味・読み・例文・類語

ね‐き

〘名〙
そば。かたわら。
浮世草子新可笑記(1688)五「高塀のねぎには壱間はざみに足軽をそなへ」
歌舞伎蔦紅葉宇都谷峠(文彌殺し)(1856)三幕「さ、御遠慮なう火鉢のねきへお寄りなされ」
② 下の方。麓。
多聞院日記‐天正一〇年(1582)七月七日「河内にて東の山のねき以上取之」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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