におてるや

精選版 日本国語大辞典 「におてるや」の意味・読み・例文・類語

におてる‐や にほてる‥

琵琶湖周辺の地名矢橋」「桜谷」「志賀」にかかる。〔喜撰式(10C中‐後)〕
※新千載(1359)春上・一六「にほてるや志賀の浦風春かけてさざ波ながら立つ霞かな〈藤原公雄〉」
[補注]「におてる」という動詞を転用させたもので、「おしてるや」などと同工の句と思われる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android