ながし

精選版 日本国語大辞典 「ながし」の意味・読み・例文・類語

ながし

〘名〙 初夏長雨梅雨。〔日葡辞書(1603‐04)〕

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世界大百科事典(旧版)内のながしの言及

【三助】より

…銭湯の雇人で,湯をわかしたり客の体を洗ったりする男の称。江戸時代,下男や小者(こもの)などの奉公人を三助と通称したが,のち三助といえばおおむね銭湯で客の背中のあかをかく〈ながし〉のサービスに従う男をさすようになった。物日(ものび)などには祝儀をくれ,月ぎめで〈ながし代〉を払っているような客がくると,ふんどし姿の三助は留桶(とめおけ)と呼ぶ特別の小判形の桶に上がり湯を汲んで背中を流し,洗い終わるとまた上がり湯を汲んで客のわきに置いた。…

※「ながし」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」