と寄(読み)とよる

精選版 日本国語大辞典 「と寄」の意味・読み・例文・類語

と‐よ・る【と寄】

〘自ラ四〙 (「と」は接頭語)
① しばらく立ち寄る。また、寄り集まる。
※後拾遺(1086)雑六・一二一六「白波の立ちながらだに長門なる豊浦(とよら)の里のとよられよかし〈能因〉」
② ちょっと近よる。また、近よる。
※高藤公絵詞(1431)「ちかからぬほどにものしけるを、とよれとの給に」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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