精選版 日本国語大辞典 「とちとち」の意味・読み・例文・類語
とち‐とち
〘副〙 (多く「と」を伴って用いる)
① あわてふためくさまを表わす語。
※玉塵抄(1563)一二「眩と云わ楽の音をきいてききなれいでとちとちとはいまうしたことぞ」
② 動作の鈍いさまを表わす語。もたもた。よちよち。
※玉塵抄(1563)五〇「兎がぐちでとちとちとしたなりぞ」
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