とうとう(たうたう)

普及版 字通 「とうとう(たうたう)」の読み・字形・画数・意味

】とうとう(たうたう)

広大なさま。盛んなさま。〔書、洪範無く黨無く、王たり。黨無く無く、王(へんべん)たり。反無く側無く、王正直なり。

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】とうとう(たうたう)

羽毛の垂れるさま。めぐるさま。往復して絶えないさま。また、高くこんもりとしたさま。清・王士禎居士山を望む〕詩 雲杳杳(えうえう)として、樹たり 息、誰(たれ)に憑(よ)つてか、老を問はん

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【滔】とうとう(たうたう)

ほしいまま。〔呂覧、音初〕辟(りうへき)誂越(てうゑつ)、濫(たうらん)の出づるときは、則ち滔の氣、慢の心感ず。

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】とうとう(たうたう)

絃声。唐・李賀〔秦王飲酒〕詩 頭(酒)酒を瀉(そそ)いで、酒星を邀(むか)ふ 金槽(上端の金飾り)の琵琶、夜たり

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【儻】とうとう(たうたう)

おおまか。〔漢書、史丹伝〕丹、人と爲り~弟(がいてい)にして人を愛す。貌、儻にして備はらざるが(ごと)きも、然れども心は甚だ密なり。故に尤も信を上(しやう)に得。

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】とうとう(たうたう)

うれえるさま。〔詩、斉風、甫田人を思ふこと無(なか)れ 勞心、たり

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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