だれ場(読み)ダレバ

デジタル大辞泉 「だれ場」の意味・読み・例文・類語

だれ‐ば【だれ場】

講談落語などで、客が退屈するような地味な場面。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「だれ場」の意味・読み・例文・類語

だれ‐ば【だれ場】

〘名〙 演劇や講談などで、演者の力量不足などのために、観客があきてくるような場面。
※落語・本能寺(1898)〈六代目桂文治〉「真打とても続き物の席(くさり)によりますと、だれ場と云ふ者が御座いますが」

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