たぬきケーキ(読み)たぬきけーき

知恵蔵mini 「たぬきケーキ」の解説

たぬきケーキ

たぬきの形をしたケーキ種類生クリームではなく、バタークリームを使用して作られることが多い。昭和40年代前後に全国に広まったが、町のケーキ店がパティスリーと呼ばれるようになり、バタークリームが使用されなくなるにつれ、提供する店が減少。現在ではケーキの「絶滅危惧種」や「昭和遺産」などと言われている。現在でも愛好家がおり、彼らによって全国のたぬきケーキの「生息地マップ」が作成されたり、ブログで食べ歩き記事が投稿され続けたりしており、秘かなブームとなっている。

(2014-7-23)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

デジタル大辞泉プラス 「たぬきケーキ」の解説

たぬきケーキ

タヌキの形を模したケーキの総称。1960年~1970年代に全国の洋菓子店で流行した。店舗によって様々な形がある。

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