せぐり掛(読み)せぐりかける

精選版 日本国語大辞典 「せぐり掛」の意味・読み・例文・類語

せぐり‐か・ける【せぐり掛】

〘自カ下一〙 せぐりか・く 〘自カ下二〙
① こみあげてくる。せきあげる。
浄瑠璃源平布引滝(1749)三「九郎助は老の逸徹、息も涙もせぐりかけ」
② せわしげにつめよる。
咄本一休咄(1668)二「かかるきどくは如何にし給はんと、せぐりかけて申ければ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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