ずば抜(読み)ずばぬける

精選版 日本国語大辞典 「ずば抜」の意味・読み・例文・類語

ずば‐ぬ・ける【ずば抜】

〘自カ下一〙
① ふつうの程度よりも、ずっとすぐれる。群を抜く。
仮名草子・ぬれぼとけ(1671)上「星の親ぢのずばぬけしを、見るより見性したまいて、三世浄土をぶったてて、仏道なりと名をつけて」
茶話(1915‐30)〈薄田泣菫〉独帝への進物「まあ、貴方のはずば抜(ヌ)けて大きいわね」
② 言いにくいことなどを、ずばりと言う。
※くれの廿八日(1898)〈内田魯庵〉四「と斯うずばぬけて打出されると」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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