すんき

知恵蔵mini 「すんき」の解説

すんき

長野県の木曽地方に古くから伝わる漬け物。「すんき漬」とも呼ばれる。名の由来は明らかではないが、松尾芭蕉一門の詠んだ連句「木曽の酢茎に春もくれつつ」の「酢茎」が原型であるとも、京都の漬け物「すぐき」がなまったものであるとも言われている。赤カブの葉と茎を、塩を使わずに乳酸菌だけで発酵させる点が特徴で、独特の酸味がある。すんきに含まれる植物性乳酸菌には抗アレルギー作用やピロリ菌の増殖抑制効果があることが信州大学大学院の研究によって明らかにされており、健康食品として注目を集めている。

(2014-12-18)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

普及版 字通 「すんき」の読み・字形・画数・意味

【寸】すんき

寸陰

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