じんじん端折(読み)じんじんばしょり

精選版 日本国語大辞典 「じんじん端折」の意味・読み・例文・類語

じんじん‐ばしょり ぢんぢん‥【じんじん端折】

〘名〙 (「じじいばしょり(祖父端折)」の変化した語) 着物背縫いの裾から七、八寸(約二二、三センチメートル)上の所をつまんで、これを帯の結び目の下に挟みこむこと。あずまからげ。じんじばしょり。じじんばしょおり。
評判記・あづまの花軸(1764‐72)「雪後など路次のあしい時には、ぢんぢんばしょりにして、しろきすねを見するが得手もの」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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