しのぶかぐま

精選版 日本国語大辞典 「しのぶかぐま」の意味・読み・例文・類語

しのぶ‐かぐま

〘名〙 シダ類ウラボシ科の常緑多年草。各地の深山の林下に生える。短くて太く横に這う根茎から、長さ三〇~八〇センチメートルになる葉を叢生する。葉柄は葉身よりも短く、褐色鱗片に密におおわれる。葉身は革質光沢があり、長さ二〇~四〇センチメートルの長卵形で羽状に三回分裂する。裂片は楕円形で縁に深い切れ込みがある。胞子嚢群は葉の裏面に生じ、円腎形の包膜におおわれる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android