しつこ

精選版 日本国語大辞典 「しつこ」の意味・読み・例文・類語

しつこ

(形容詞「しつこい」の語幹) うるさいこと。くどくどしいこと。執念深いこと。感動表現に用いる。
御伽草子・福富長者物語(室町末)「しつこのけぶりや、そちへゆけそちへゆけ」
歌舞伎濃紅葉小倉色紙(1816)口明「三吉野の膝に靠(もた)れる。『オオ、しつこ』とこなしある」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「しつこ」の読み・字形・画数・意味

呼】しつこ

しかりよぶ。〔戦国策、秦三〕夏・太呼して三軍(おどろ)かす。然れども身は庸夫(ようふ)に死せり。此れ皆至に乘じて、理にばざればなり。

字通」の項目を見る

【執】しつこ

杯をもつ。

字通「執」の項目を見る

【膝】しつこ

膝ばかま。

字通「膝」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android