ししらしん

精選版 日本国語大辞典 「ししらしん」の意味・読み・例文・類語

ししら‐しん

〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
知らん顔をしてすましこんでいるさま、平然としているさまを表わす語。
浄瑠璃鶊山姫捨松(1740)三「娘に問へどししらしん」
※歌舞伎・三十石艠始(1759)二「此方(こなん)がししらしんとして居る所ではないわいの」
物音のしないさま、ひっそりしているさまを表わす語。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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