さがな(読み)サガナ

デジタル大辞泉 「さがな」の意味・読み・例文・類語

さが‐な

形容詞「さがなし」の語幹》たちがよくないこと。口が悪いこと。感動表現に用いる。
「あな、―。たはぶれにも、のたまふべきにあらず」〈宇津保・俊蔭〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「さがな」の意味・読み・例文・類語

さが‐な

(形容詞「さがない」の語幹) たちがよくないこと。口が悪いこと。多く「あな、さがな」の形で、感動表現に用いる。
平中(965頃)二七「あな、さがな。などて寝られざらむ」

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