飼料作物病害図鑑 の解説 ごま葉枯病(トウモロコシ) 最も重要な糸状菌病。梅雨明け頃から発生が始まり、葉および葉鞘にオレンジ色〜黄褐色、楕円形、長さ0.5〜2cm、幅2〜5mm程度の病斑を多数形成する。多発した場合は植物全体が枯れ上がる。8月から9月にかけて発生が増加する生育後期の病害。病原菌は分生胞子が風雨で飛散して、まん延する。レースはトウモロコシの雄性不稔細胞質の型に応じて存在し、日本ではレースOが発生している。 出典 畜産草地研究所飼料作物病害図鑑について 情報