かとる

精選版 日本国語大辞典 「かとる」の意味・読み・例文・類語

かと・る

〘他ラ四〙 自分の物としてあつかう。自分の意のままに処理する。専断する。
書紀(720)継体二一年八月(前田本訓)「長門より以東をば朕、之を制(カトラ)む。筑紫より以西をば汝之を制(カトレ)
霊異記(810‐824)上「妹遺言を受けて、己が女を東人に放ち与へ、家財を主(カト)らしむ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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