かとりのきぬ

精選版 日本国語大辞典 「かとりのきぬ」の意味・読み・例文・類語

かとり【縑】 の 衣(きぬ)

縑で仕立てた衣服。夏のはじめに着る。
書紀(720)神功摂政前(熱田本訓)「金銀彩(うるわ)しき色、及び綾羅縑絹(カトリノキヌ)を貢して」
※新千載(1359)夏・一八九「たちかふるかとりの衣の白かさねかさねても猶うすき袖哉〈源有房〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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