かだむ

精選版 日本国語大辞典 「かだむ」の意味・読み・例文・類語

かだ・む

〘他マ四〙
物事をひかえめに行なう。惜しむ。
世継物語(13C中か)「一尺切れと仰られしが、仰のままに切りては、むげにひきくまかり成なん。〈略〉五寸かたみて切りさふらはず」
② なまけて、物事をやめる。〔日葡辞書(1603‐04)〕
③ いたわり守る。かばう。
和英語林集成初版)(1867)「キズヲ kadamu(カダム)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android