あんめり(読み)アンメリ

デジタル大辞泉 「あんめり」の意味・読み・例文・類語

あん◦めり

[連語]《動詞「あり」の連体形推量助動詞「めり」の付いた「あるめり」の音変化》あるように見える。あるようである。あめり
「わが家とおぼしき所は、異になむ―◦めれば」〈かげろふ・上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「あんめり」の意味・読み・例文・類語

あん‐・めり

連語〙 (動詞「ある(有)」の連体形に、推量の助動詞「めり」の付いた「あるめり」の変化した語) あるように見える。あるらしい。あめり。
蜻蛉(974頃)上「わが家とおぼしき所は、ことになんあんめれば」

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