あわわの三太郎(読み)あわわのさんたろう

精選版 日本国語大辞典 「あわわの三太郎」の意味・読み・例文・類語

あわわ の 三太郎(さんたろう)

(「あわわ」をする幼児と同程度の知能の持ち主という意) ばかな目にあう人をいう擬人名。あわわ。
歌舞伎男伊達初買曾我(1753)六「今夜中に質屋百両持って行かぬと〈略〉あはは三太郎になる」
[補注]「あはは」と笑ってばかりいるまぬけな者と解する説もある。

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