あっぱ

精選版 日本国語大辞典 「あっぱ」の意味・読み・例文・類語

あっぱ

〘名〙
幼女八丈島でいう。
読本椿説弓張月(1807‐11)後「愛女(ひさうむすめ)をあっはと称へ、〈略〉蚕の神をてらと申侍り。みなこの嶋の方言なり」
男の子をいう。
※歌舞伎・宝莱曾我島物語(島の徳蔵)(1870)四幕「何にせえ、あっぱが出来て仕合せなこんだなあ」
母親をいう。〔風俗画報‐一一六号(1896)〕
④ 妻をいう。〔物類称呼(1775)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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