あきじこり

精選版 日本国語大辞典 「あきじこり」の意味・読み・例文・類語

あき‐じこり

〘名〙 (「あき」は商い、「じこり」は、しそこないの意で、動詞「しこる」の連用形名詞化) 商売上失敗。買いそこない。
万葉(8C後)七・一二六四「西の市にただ独り出でて目ならべず買ひてし絹の商自許里(あきジコリ)かも」

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