あいだれ

精選版 日本国語大辞典 「あいだれ」の意味・読み・例文・類語

あい‐だれ

〘名〙
① 甘えてなよなよとすること。
白羊宮(1906)〈薄田泣菫小雀桂女「驕(あい)だれの鳴音はまたも聞かれぬ」
② 女に甘いこと。また、その人。
浮世草子傾城色三味線(1701)京「子共には古布子さへしてきせずに、太夫が所へ小袖してやるもくろみ、やくたいなしと申さふか、あいだれといはうか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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