α-限界デキストリナーゼ

栄養・生化学辞典 の解説

α限界デキストリナーゼ

 α-デキストリンエンド-1,6-α-グルコシダーゼともいう.アミラーゼデンプンを分解したあとに残る高分子であるα-限界デキストリン加水分解する反応を触媒する酵素.デンプンの分岐点であるα1→6グリコシド結合を加水分解する.この酵素が作用して分岐点が除かれたデキストリンは再びアミラーゼの作用を受けるようになる.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報