Ω, ω(読み)オメガ

精選版 日本国語大辞典 「Ω, ω」の意味・読み・例文・類語

オメガ【Ω, ω】

[1] 〘名〙 (omega)
① ギリシア語アルファベットの最後の文字。Ω電気抵抗の単位オームに、ωは角速度を表わす記号などに用いる。〔改訂増補や、此は便利だ(1918)〕
② (アルファベットの最後の字であるところから) 最終のもの。最後のもの。究極のもの。⇔アルファ。→アルファでありオメガである
※引照新約全書(1880)約翰黙示録「主たる神いひ給へり。我はアルパ也、オメガなり。始なり、終なり。今あり、昔あり、後ある全能の者なり」
[2] スイス製の高級時計の一つ。
※雪の下(1958)〈井上友一郎〉「オメガの腕時計何度も覗いて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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