夜蛤(読み)よはまぐり

精選版 日本国語大辞典 「夜蛤」の意味・読み・例文・類語

よ‐はまぐり【夜蛤】

〘名〙
① 夜、蛤を売り歩くこと。また、その人。《季・秋》
※俳諧・延享廿歌仙(1745)跋「夜蛤呼さびしさ、秋の名残もつきすまじきを」
② (「はまぐり」は女陰異称) 江戸時代街路で客をひいた下等の売春婦夜鷹
※雑俳・柳多留‐五(1770)「手のひらへ銭をつかせる夜蛤」

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