こつ

精選版 日本国語大辞典 「こつ」の意味・読み・例文・類語

こつ

(「小塚原(こづかっぱら)」の異称) 近世、江戸千住の地名。古くから岡場所一つ
人情本・明烏後正夢発端(1823)上「これから、こつへ往(いく)から、一所にいけといひますから」

こつ

〘副〙 小さい堅い物がぶつかって立てる、かすかな音を表わす語。
※城の崎にて(1917)〈志賀直哉〉「石はこつといってから流れに落ちた」

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