tulipomania(英語表記)tulipomania

世界大百科事典(旧版)内のtulipomaniaの言及

【園芸】より

…ただしチューリップはトルコ地方から陸路ヨーロッパにもたらされ,フランス,ドイツなどで流行したのちにオランダに達したが,その栽培が大流行を招いたのは1630年代のこの国においてであった。〈チューリポマニアtulipomania(チューリップ狂い)〉と呼ばれる現象で,のちにデュマ(父)が《黒いチューリップ》で描いたところでは,〈軍艦1隻分に相当する金額〉の賞金をかけて,新品種の開発を競ったとされる。しかし18世紀に入るとヨーロッパは貴族的な奢侈(しやし)から市民階級的な堅実さにしだいに移行し,園芸もそれなりの落着きを見せはじめた。…

※「tulipomania」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android