tar(読み)ター

IT用語がわかる辞典 「tar」の解説

ター【tar】

複数ファイルをひとまとめにするファイル形式のひとつ。UNIX系のオペレーティングシステムで標準的に利用される。圧縮は行わないため、gzip(ジージップ)と組み合わせて使われることが多い。◇「tape archival and retrieval format」から。

出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「tar」の解説

tar

UNIXで利用される、複数のファイルを1つのファイルにまとめるためのアーカイバ、または1つにまとめられたファイルの形式。もともとは、磁気テープなどにデータをバックアップするために使用された。なお、この形式のファイルには、「.TAR」という拡張子が付く。tarには圧縮機能がないため、tarで1つにまとめたファイルをgzipで圧縮する方法が一般的。この場合、「.TAR.GZ」という拡張子が付けられる。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android