ZIP(読み)ジップ

ASCII.jpデジタル用語辞典 「ZIP」の解説

ZIP

ピーケーウェア社が開発したファイル圧縮形式。Windows Me以降の「圧縮フォルダー」という機能は、この形式でフォルダーを圧縮する。また、Mac OS Xでも標準のファイル圧縮形式として使用されている。主に海外で使用されていたが、現在では国内でもLHAと並んでよく使用されるファイル圧縮形式になっている。この形式のファイルには「.zip」という拡張子が付く。

Zip

米Iomega社が開発したディスク型の記憶媒体記憶容量は、100MBから750MBまでがある。米国での普及率が高い。

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パソコンで困ったときに開く本 「ZIP」の解説

Zip

アメリカのアイオメガ社が開発した記憶装置のことです。フロッピーと同程度の大きさのディスクに、1枚当たり250MB(メガバイト)のデータを記録できます。ディスクの読み書きには専用ドライブが必要になります。次項のZIPとは無関係です。

ZIP

ファイルを圧縮する方式ひとつで、現在主流の方式です。圧縮ファイルの拡張子も「zip」です。
⇨圧縮、拡張子

出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本パソコンで困ったときに開く本について 情報

世界大百科事典(旧版)内のZIPの言及

【記憶装置】より

…容量が100メガバイトを超えるものも開発されているが,互換性や価格などの点から普及していない。比較的普及したものとして,アイオメガiomega社のzip(記憶容量100メガバイト)がある。ランダムアクセス記憶random access memory略称RAM。…

【データ圧縮】より

…レンペル・ジブLempel-Ziv符号化は代表的な無歪みなユニバーサル符号化であり,データ中に現れた文字列をポインターと対応させる辞書を適応的に構築し,辞書中の文字列がデータに再び現れたときにはポインターで置き換えていくことで圧縮を行う。パソコン上の圧縮ツールであるzip,lhaやUnixの圧縮コマンドcompressなどはレンペル・ジブ符号化を用いている。こうした圧縮ツールにより英文データを元のデータの1/3程度の大きさに圧縮できる。…

※「ZIP」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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