STM-PDS方式(読み)えすてぃえむぴーでぃえすほうしき

ASCII.jpデジタル用語辞典 「STM-PDS方式」の解説

STM-PDS方式

FTTH(Fiber-to-the-home)構想における光ファイバー敷設方式の1つ。STM-PDS方式では、一部の加入者宅を幹線の光ファイバー網にカプラ経由で直接接続するものの、一部の加入者宅向けには、共用型の光端末回線装置(ONU:Optical Network Unit)を接続し、このONUと加入者宅をメタルケーブルで接続する。通信方式としては、STMで、1.3μm波長の信号を利用したピンポン伝送方式を使用する。このSTM-PDS方式では、電話、および64kbps~数Mbpsのデータ伝送サービスに対応する。波長多重の技術を利用することで、CATVなどを実現できるとされる。

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