N-メチルアニリン(読み)メチルアニリン

化学辞典 第2版 「N-メチルアニリン」の解説

N-メチルアニリン
メチルアニリン
N-methylaniline

N-methylbenzeneamine.C7H9N(107.16).p-トルエンスルホニルアニリドを硫酸ジメチルメチル化したのち,加水分解するか,またはアニリン蒸気をメチルエーテルとともに高温の活性アルミナ触媒上を通すと得られる.空気酸化により茶色に着色しやすい液体.融点-57 ℃,沸点194~196 ℃.0.989.1.5702.λmax 240,294 nm(log ε 4.0,3.18).エタノールエーテル,水,クロロホルムに可溶.[CAS 100-61-8]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android