1997年(平成9)10月、証券総合口座用のファンドとして導入された公社債型の投資信託。信託期間は無期限である。証券総合口座では、おもに有価証券の売買用の資金を一時的にプールする目的で利用されるが、給与や年金などの受け皿やクレジットカードの決済口座としても活用される。1円以上1円単位でいつでも申し込むことができ、申込手数料はかからない。換金に際してMMF(Money Management Fund)のような制約がなく、いつでも無手数料で換金できることから、銀行の普通預金に類似した流動性の高い証券商品といえる。
運用対象は、高格付けの公社債や譲渡性預金(certificate of deposit=CD)などの短期金融商品を中心に保守的に行われ、株式はいっさい組み入れない。毎日決算を行い、収益分配金は月末にまとめて再投資する、1か月複利方式で運用される。元本は保証されないものの、比較的安全性の高い金融商品である。
[高橋 元]
血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...
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